社会的に隔離されており発見が難しい

相手を社会的に隔離する暴力というものがあります。DVの中では「社会的隔離」という種類になります。

 
DV加害者は被害者を社会から隔離し、孤立させることによって支配を容易にしようとします。まず、相手の交友関係に口出しをし、付き合いを禁止したりします。被害者に対し、「その人はあなたを陥れようとしているからつきあわない方が良い。」などの嘘の情報を与え、交友関係をかく乱する場合もあります。親兄弟からも被害者を隔離しようとします。また、携帯電話やパソコンを持たせないなど、被害者の外部との連絡手段を奪います。働くのを禁止するなど被害者の社会的自立を阻むこともあります。そして加害者は、被害者が加害者に経済的にも精神的にも依存せざるを得ないように仕向けるのです。被害者の中には、加害者がこのような行動に走るのは愛情の現れと勘違いする人も多いといわれています。

 

また、被害者は自分の自立が相手に対する裏切りであるかのような罪悪感を抱くこともあります。このタイプのDVは、被害者が社会的に隔離されてしまうために、周囲の人がDV被害を発見するのが難しくなります。このような事態に陥らないために、あまりにも理不尽な束縛を感じたら、早い段階で周囲に相談するなどの対策をたてることが必要です。

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