精神的暴力について

肉体的には被害者に何ら損傷を与えない精神的暴力。加害者はなぜか他人からは好印象を持たれていることが多く、暴力は第三者からは見えにくい閉鎖的な空間で起こります。体力や経済力のある加害者と、弱者である被害者が一対一のケースがほとんどです。

 

日頃のストレスを自分で処理出来ない精神年齢の低い加害者は、日常の些細な出来事に横暴な言いがかりをつけて被害者を攻撃し、おとなしいターゲットが萎縮して傷つく姿を見ることで鬱憤を晴らします。罵詈雑言に耐えかねて言い返そうものなら大声で怒鳴るなどして相手を震え上がらせます。逆上して被害者が大切にしている物を捨てることもあるでしょう。暴力は蓄積期(怒りをため込む期間)、爆発期(ため込んだ怒りを吐き出す期間)、ハネムーン期(被害者を逃さないために優しく接する期間)の三種類のサイクルを繰り返しながら長期的継続的に行われます。

 

被害者は加害者に生活を頼り切っていることが多く、容易に暴力の場を抜け出すことが出来ません。信じがたいことですが、被害者が「自分が役立たずだから」などと罪悪感を持ち、加害者をかばうケースも見られます。これ以上被害を受けたくない被害者は何とか状況を良くしようと涙ぐましい努力をします。

 

しかし加害者はこれにすら難癖をつけたり、場合によっては「お前と話すのは時間のムダだ」とばかりに見下して無視します。
放置すれば被害の心は崩壊してしまいます。負のループを断ち切るには、勇気を出し暴力の現場から立ち去るしかありません。

 

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